鹿児島で坊津(ぼうのつ)というところに行きました。
指宿から枕崎の方に向かってずーっと行った。

車で山道ぐるぐる。
景色が見えたり見えへんかったり。

坊津はファミコンのロールプレイングの世界にありそうな「こんな所に港があったんかいなぁ!」という感覚がした港でした。
遣唐使の利用が盛んだったそうな。

また車を走らせると鑑真記念館に到着。
鑑真が日本への航海に五回も失敗して六回目にたどり着いて第一歩を出した場所。
記念館はとても小さくて、経営なりたつんかな…と思うぐらい静かでスタッフも一人で商売っ気もなさそうなところ。
が、お茶とあめちゃんをスッと出してくれた心配り。ありがたやありがたや。

鑑真は日本人のお願いに応じて仏教を伝えるために海に向かった。
五回も失敗した中で大事にしてた弟子も亡くなって辛い思いもした。

この人がおらんかったら日本は全然ちがうものになっていたやろうなぁと思った。
753年に上陸だって。ほう~

てか鹿児島に上陸したやなんて知らんかった!

思いがけず鑑真の存在にだいぶ久しぶりにふれて、日本に来てくれたことを感謝する日でありました。

鹿児島県 坊津町 鑑真記念館でした。

山道続きまくるのでひとりで行くには途中で嘆いてしまうかもしれません!